
自称:スーパーカリスマかざり職人
「もすけ社長」本人が製作いたします。
うでの部分のダイヤモンドの入れ方だって、お客様のサイズに合わせてダイヤモンドの直径と個数をちゃんと計算してやるんだよ。僕が若い頃こんなの作る職人は日本に僕だけだと思って、調子こいていました。
バブルの時期に制作させて頂いた、メンズリングです。
このお客様は、葉山のマリーナにヨットをお持ちで、「僕はソルティードッグなんだよ?」と言われたけど、僕は意味さえ、さっぱりわかんなかった。
僕はディンギーさえ知らなかったしね(大瀧詠一の歌「君は天然色だっけか?」に出てくる)
この当時には、お洒落なおじさまがいっぱい繁殖してやたらカーディガンを肩にかけて縛っていたり、メルセデスやBMW(べーえんべ)に乗っているおじさんがいました。当時僕はクラウンロイヤルサルーンGに乗っていました。
以前若い僕が、セリカ2.6Gの暴走族仕様でお客様の御宅を訪ねた時、「あなたは、お客様に夢を届ける御仕事をしていらっしゃるのだから、そんな車で来ないでちょうだい!」と一喝されました。
そして、「あなたが乗る車は、メルセデスやBMWの外車はだめだけどね、国産車の一番いいのにしなさい‼」と言われました。暗にお客様よりも良い車に乗ってはいけないと教えてくださったのです。
そして、そのお客様は、トヨタの一番いい車(当時セルシオもレクサスも無かった)を買えるだけのオーダーをくださいました。
もちろん、帰りにはトヨタのディーラーに行きクラウンを注文したのは言うまでもない。
でも乗っていると、近所の工務店のおじさんも、不動産屋のおじさんもクラウンなんだ。いくらホイルを替えてインチアップしても見た目はクラウン。
そしてしばらくすると、お客様の乗っているメルセデスのちょいと古い型を選ぶ方法が良いんじゃなかろうか✴と、正解✨
古いベンツは許されるのであった。
そして思わぬ副産物!「ディズニーランド」の駐車場ですぐ判る❗その昔流行った「白いマークII」だった頃は自分のが判らなかった?
そして「職人のクセにベンツに乗りやがって‼」と言われたこともあったけど、W124-300Eから同ステーションワゴン、W210SW前期,後期と今も13年前のメルセデスに乗ってます。
この2本の指輪のおかげで、トヨタのクラウンロイヤルサルーンGに乗り替えることが出来ました。
お客様の誕生石がサファイアだったのです。
カラーストーン11個使ったマルチカラーペンダントトップ
お客様が、長年収集した色石をいっぺんに楽しめるように、マルチカラーストーン11個使ったペンダントトップを制作しました。
チェーンをどの位置からでも通せます。
お客様からお預かりしたジュエリーたち
結婚指輪のご注文をいただきました。
材料は、ダイヤが34個入ったプラチナのデザインリング13.2g(バブル期たくさん作った)と18金の指輪とペンダントトップ13.11g。後ほどおばあさまの眼鏡に入ってたサファイア2個が追加されました。
制作加工代金は、彫刻名人のダイヤモンドセッティング工賃も含めて女性用フルエタニティー(#10)が¥12万円、男性用(#19)が¥10万円でした。
完成重量は約12gと16gでした。
加工代金は合計¥242,000円(税込み)で地金を相殺して、
18金が2.5gほど残り×¥9,750/g(受注時の相場)=△24,375円
プラチナは6g追加で、+¥27,000
合計額¥244,600-のお支払金額でした。
2024年9月のオーダーでした。