大好きなモゴックルビーの指輪

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映画「フェイス オフ」のワンシーン

マハラジャ リング1号


映画「フェイス オフ」のワンシーンに出ていた、ニコラス・ケイジの指に着いていて、「カッコいいな?」と思って、

もすけ社長のマハラジャリング1号

もすけ社長のマハラジャリング1号

自分用に作っちゃいました?✌

このルビーは、ミャンマー・モゴック産非加熱未処理ルビーといって、地球が出来て、海や山や大地が出来たときに同時に(年月を経て)地中で大きな熱と圧力と偶然による近くの物質をも取り込み鉱物となって、数億年と何万年か後に人の目に触れ、キレイな原石の結晶のまま磨かれた石です。55年前にモゴックで研磨され今では日本にあります。
世間一般のルビーは、たぶん殆ど加熱処理(品質や色の悪い原石に1000度以上の熱を加えて赤くし、キズ等は、同時に鉛ガラスを染み込ませてある。研磨されたら熟練者じゃないと区別出来ない)されたルビーです。鑑別書に「〜のためにエンハンスメントがされています」とか最近の親切な鑑別機関だと「色の改善を目的とした加熱が行われています。鉛ガラスの含浸処理が行われています」とコメントされています。

それで、このルビーは特にルビーマニア垂涎の「Mogok Lady」なんです。1.49ctと小さめではありますが、フランスの業者から$4万で欲しい‼とオファーされた逸品です(その時売れば良かったね)

ルビーマニアでない方のためにご説明しますと、現地モゴックではピジョンブラッド以上の定義として、「レディイ」と呼んでいます。勝手に僕が「Lady」と書くことにしたのですが、現地ではピジョンブラッドの事を体の胸の位置にたとえて、それよりは上の意味「レディイ」(体の咽のことです)と呼んで特別なルビーとして取り扱われています。
少し赤みが濃く暗いのですが、高地で空気のキレイなモゴックの紫外線たっぷりの太陽光線下では、線香花火百個分位のキラキラ感がビシバシとルビーの中から飛び出てきます。
「ビックリ ポン」です。
東京の太陽光線下ではいまいちだけどね?
これでもGIAでピジョンブラッドが付いて、「ちょっと暗いけどね・・・」とコメントされています。

次に、ミャンマー・モゴック産の非加熱未処理のルビー「Mogok lady」2ctが手に入ったわらしべ長者の「もすけ社長」は、この1.49ctを手放したのであった。

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